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2014 年度 実施状況報告書

泥炭土壌の好気的分解速度の水分量・O2濃度依存性評価

研究課題

研究課題/領域番号 24580350
研究機関宇都宮大学

研究代表者

飯山 一平  宇都宮大学, 農学部, 准教授 (50450276)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード泥炭湿地
研究実績の概要

小課題「泥炭土壌試料の培養・CO2放出量分析の予備試験」におけるガス試料中CO2濃度分析法として、携行型赤外線CO2濃度分析器を含む分析系の原型を開発した(飯山・飯村, 2014)。
分析系は、RS232C規格でのデジタル出力機能を持つ携行型赤外線CO2分析器、およびノートパソコンで構成した。
CO2分析器-パソコン間の制御にフリーソフトウェアを用い、パソコンにロガー機能を持たせた。
分析系からの出力と供試ガス中CO2濃度値との間の較正曲線は、分析環境温度に影響されなかった。
また、分析系によるCO2濃度評価の、ガス試料の分析供試までの所要時間に対する依存性を定量し、所要1時間毎に真値の1~2%を補正することにより必要精度の確保が可能であることを確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

小課題「泥炭土壌試料の培養・CO2放出量分析の予備試験」におけるガス試料中CO2濃度分析系の精度確保に時間を要した。その結果、続く「CO2放出量の水分量・O2濃度依存性試験」への移行が遅れた。

今後の研究の推進方策

小課題「泥炭土壌試料の培養・CO2放出量分析の予備試験」の残り、および「CO2放出量の水分量・O2濃度依存性試験」を次年度に行うこととする。

次年度使用額が生じた理由

小課題「泥炭土壌試料の培養・CO2放出量分析の予備試験」におけるガス試料中CO2濃度分析系の精度確保に時間を要した。その結果、続く「CO2放出量の水分量・O2濃度依存性試験」への移行が遅れた。

次年度使用額の使用計画

・消耗品費:泥炭土壌培養系材料(400)、各種標準ガス(150)
・その他:論文投稿料(40)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 土壌ガス中CO2濃度の分析を想定した簡易分析系の構築2014

    • 著者名/発表者名
      飯山一平・飯村大樹
    • 雑誌名

      土壌の物理性

      巻: 128 ページ: 33-38

    • 査読あり

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公開日: 2016-05-27  

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