研究課題
基盤研究(C)
肉質において脂肪交雑、きめ、やわらかさは枝肉格付や食味に関わる重要な要因である。先端で独創的なマイクロスコープ法、可視・紫外線蛍光画像解析法を肉質評価のため発展させた。マイクロスコープ法による肉のきめの評価は、品種や系統などの肉の特性を明らかにする効果的な方法であった。脂肪交雑の評価では可視画像解析法は豚肉に、紫外線蛍光画像解析法は牛肉にそれぞれ有効であった。画像解析値と化学的測定値から、肉のきめや結合組織、やわらかさは遺伝だけでなく、飼養管理の影響があることが示唆された。
畜産