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2014 年度 研究成果報告書

疼痛伝達脊髄二次ニューロンにおけるガスメッセンジャーの機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24580426
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関鳥取大学

研究代表者

高橋 賢次  鳥取大学, 農学部, 准教授 (00400143)

連携研究者 太田 利男  鳥取大学, 農学部, 教授 (20176895)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードガスメッセンジャー / 知覚神経 / 侵害受容器 / 疼痛
研究成果の概要

硫化水素は,火山性ガスに含まれる有毒ガスとしてよく知られているが,同様に有毒ガスとして知られている一酸化炭素,一酸化窒素とともに生体内で産生され,重要な役割を担っていることが明らかとなった.本研究では,痛みを認識するセンサーの一つであるTRPA1チャネルに作用する硫化水素が酸性条件下で細胞内に移行しやすくなり,その反応性を高めることが明らかとなった.また,脊髄での知覚神経の伝達では,硫化水素が増強あるいは抑制に働き,複雑な調節を行う可能性が示された.生体内の硫化水素の産生を調節することは鎮痛薬を開発する糸口となりうるかも知れない.

自由記述の分野

獣医学

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公開日: 2016-06-03  

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