研究課題/領域番号 |
24580472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
辻 宣行 北海道大学, サスティナビリティ学教育研究センター, 特任准教授 (40236881)
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研究分担者 |
佐藤 寿樹 北海道大学, サステイナビリティ学教育研究センター, 客員研究員 (10532468)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 地域間連携 / 数理モデル / 循環型社会 / 低炭素型社会 |
研究概要 |
本研究は北海道における持続可能な地域づくりに関して、数理モデルを使い考察する。北海道の広域的多層的連携構造(クラスター)を低減し、北海道の自律モデルの確立を視野に入れた低炭素型・循環型社会に向けた最適な北海道の総合的地域連携モデルを提示する。 バイオマスから燃料、肥料を製造する場合その製造効率にはスケールメリットが存在する。すなわち,大規模の工場を作ったほうが、製造効率は高い。しかし、あまりにも少数の大規模工場だと、この工場への運搬と工場から消費地までの運搬コストが増大する。すなわち工場の数と運搬の間にはトレイドオフがある。どの位の規模の工場を、どこに作るか、道内の実際のデータを使い、経済的な視点、低炭素型社会の視点などから解析する。 そのためには、製造効率のデータ、市町村間の距離のデータが必要であるが,まずは、市町村間の距離を求めた、第一次近似として、直線距離で求めたが、不十分だったので、GISソフトを使い、国道を使った道内全ての市町村の組み合わせ(約15000通り)の最短距離を求めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度は、道内全ての市町村組み合わせ,約15000通りの組み合わせの距離を求めた。GISソフトを使うことに関しては、代表者らは不慣れだったので、GISソフトに詳しい大学院生にこの解析を手伝ってもらった。しかし、これも”丸投げ”することなく、作業補助者と少しずつ行ったので,申請時予想したいたよりも時間が必要であった。
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今後の研究の推進方策 |
道内の各市町村間の距離は求めたので、製造コストと製造のスケールメリットについてデータをとる。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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