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2014 年度 研究成果報告書

スピロキラリティーを活用する環境調和型不斉触媒の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24590009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 化学系薬学
研究機関大阪大学

研究代表者

滝澤 忍  大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50324851)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード不斉 / スピロ / 環境調和
研究成果の概要

特徴的な不斉場を形成するキラルスピロ骨格は、類似のビナフチル骨格よりも反応基質が深く取り込まれるため高い不斉導入効率を示すことが多く、その有用性は明らかとなりつつある。しかし光学的に純粋なスピロ化合物を得るためには、多くの場合において煩わしい光学分割作業が必要であった。そこで本問題を克服するため、環状ケトンのエナンチオ選択的分子内α位アリール化反応によるスピロ[4.4]ノナン類の効率合成等を試みた。結果、Pd-Josiphos触媒を用いると、定量的かつ83% eeで目的スピロ化合物が得られることを見出した。生成物の絶対配置は、単結晶X線構造解析によりS体であることを確認した。

自由記述の分野

有機合成化学

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公開日: 2016-06-03  

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