次年度の研究費の使用計画 |
当初より、期間内に遂行することを計画していたVSOPのアナンダミド依存的な活性化機構解明のため、VSOPの安定同位体標識用の試薬、rHDL再構成のための脂質、といった消耗品を購入する必要があるため。 消耗品費として使用する予定である。本研究では分子全体を2H 標識した上でIle, Leu, Val のメチル基選択的に1H, 13C 標識を施したタンパク質を大腸菌などで大量に調製するために、標識化合物(2H2O、α-ketoisovaleric acid (3-methyl-13C,3,4,4,4-D4))α-ketobutyric acid (methyl-13C, 3,3-D2)に多大な経費が見込まれる。特に、H25に行うNMR シグナルの帰属には、Ile, Leu, Val のいずれかを他のアミノ酸残基に置換した変異体のNMR試料を調製する必要があり、これらの試薬が大量に必要である。また 、精製には界面活性剤decyl-maltoside(DM)を、また、rHDL の調製にはPOPE を始めとするリン脂質を大量に必要とする。
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