研究成果の概要 |
本研究では、最初に、21種類の合成フラグメントペプチドの金属結合性をカラムスイッチHPLC法により検討した。続いて、CD解析により、銅イオンとの結合による立体構造変化を測定した。次に、MT1-MMP, MT3-MMP, MMP-7 およびヒト血清によるフラグメントペプチドの分解を解析し、その切断点をLC-MS により決定した。最後に、ペプチド同士の分子間相互作用 (AFFINIX QN) を測定し、hPrP150-159 がプリオンタンパク質の凝集に関与している可能性を見出した。 現在、プリオンタンパク質凝集の核となるアミノ酸配列の決定と立体構造解析を行っている。
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