研究課題
基盤研究(C)
リポソーム製剤のキャリア成分の細胞内動態、細胞外排出に焦点を当て、抗癌剤耐性化の主要因であるP糖タンパク質(P-gp)からのドキソルビシン排出阻害特性を評価した。ドキソルビシン内包リポソームのin vitro細胞毒性におけるPEG修飾リン脂質の関与が示唆されたとともに、in vitro細胞毒性がリポソーム構成脂質のPEG修飾の有無や電荷等に大きく影響を受けることが明らかとなった。
医薬品評価科学