研究成果の概要 |
(1) 小麦グルテンの塩酸(0.1N HCl),100℃, 30分処理で、一部タンパク質の分子量の増加及び脱アミド化が観察され、BALB/cマウスを用いた皮膚感作性試験での皮膚感作能の増加も観察された。(2)小麦グルテンのトランスグルタミナーゼ処理により、加水分解小麦(HWP)患者血清中IgE抗体との反応性の上昇が観察された。(3) 旧)茶のしずく石鹸に含有されていたHWP(グルパール19S)に特異的なエピトープ(QPEEPFPE)に対するマウス単クローン抗体を用いてHWP特異的な測定系を開発した。
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