• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

腫瘍組織内微小環境の調節に基づいた新規がん治療戦略の構築に向けた基礎的検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24590194
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関岡山大学

研究代表者

大河原 賢一  岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (30291470)

研究分担者 檜垣 和孝  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (60284080)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードがん治療 / 抗がん剤 / 血管正常化 / リポソーム / エマルション / 抗腫瘍効果 / 局所動態
研究成果の概要

抗がん剤パクリタキセル内封リポソーム製剤の抗腫瘍効果に及ぼす血管新生阻害剤 SU5416 (VEGF 2 型受容体のチロシンキナーゼ阻害剤)内封エマルション製剤の併用効果を検討した。検討の結果、両製剤を併用することで、腫瘍増殖抑制効果の増強が認められた。そこで次に、両製剤による併用効果の発現メカニズムの解明を試み、種々検討を加えたところ、PE-SU5416 製剤を前投与することで、腫瘍内血管の構造的・機能的な改善が引き起こされ、その後に投与する PL-PTX の腫瘍内中心部への分布性が増大した結果、in vivo 抗腫瘍効果の増強へと繋がったことが推察された。

自由記述の分野

DDS, 製剤学, 薬剤学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi