研究課題
基盤研究(C)
ゼブラフィッシュの細胞接着因子プロトカドヘリンの一つPcdh10aについて、発現解析と機能解析を行い、水晶体の発生に関与していることが示唆された。そのアイソフォームPcdh10bにはこのような発現や機能はみられない。また他の動物種で同様のはたらきをする細胞接着因子は知られていない。系統発生学的にこれを考察し、硬骨魚類固有の3回目のゲノム重複に由来すると推測された。稚魚から成魚におけるPcdh10aも解析する目的で、それらを可視化できる技術の開発を始めた。
解剖学、発生学、発生生物学