今後の研究の推進方策 |
精子形成を促進する因子の同定するため、精子形成に関わるセルトリ細胞やライディッヒ細胞の関連遺伝子(Germ cell: Tnp1, Spo11, Stra8; Sertoli cell: Amh, Aqp8, Cldn11, Clu, Ccnd2, Espn, Fyn, Inhba, Il1a, Rhox5, Testin, Sox9, Trf; Leydig cell: Hsd3b6, Star, Lhr, Pdgfa)(O’Shaughnessy et al. Reproduction 135, 839-50, 2008)について調べる。抗癌剤投与における精子形成障害の精巣と精子形成回復した精巣を経時的に摘出し電子顕微鏡切片を作成し、電子顕微鏡解析および免疫組織化学的解析により、ライディッヒ細胞やセルトリ細胞などの精巣組織の微細形態変化の観察を行う。 次年度の研究費の使用計画 平成27年度は総額500千円の研究経費を計上した。その積算根拠として、実験動物のためのマウス代(食餌含)100千円を計上した。さらに、消耗品として包埋剤・プラスチック・ガラス器具50千円、培養関連試薬100千円、分子生物・生化学関連試薬および免疫・組織学関連試薬および培養関連試薬250千円を計上した。
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