研究課題
基盤研究(C)
ライソゾーム病はリソソーム酵素の欠損または機能不全により生じる先天性の代謝異常疾患である。神経系には血液脳関門が存在するため、酵素補充療法には効果がない。本研究では、リソソーム酵素の細胞間輸送経路を解明することを目的とし、ニワトリ胚を用いてリソソーム酵素の1つであるカテプシンDの生体観察を行う手法の確立を行った。変異体カテプシンDをニワトリ胚に発現させ、卵白を固定することにより、二光子顕微鏡で生体観察することが可能となった。
解剖学