研究課題/領域番号 |
24590264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
野村 隆士 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (20325161)
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研究分担者 |
下村 敦司 北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (50340237)
向後 晶子 群馬大学, 医学系研究科, 助教 (20340242)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | アクチンフィラメント / CD13 / 膜ドメイン / コロナウイルス |
研究成果の概要 |
ウイルスが細胞内に侵入する過程には,大きく2つの経路(①細胞膜の結合部位から侵入する経路,②細胞膜上を侵入部位まで移動してから侵入する経路)があると考えられている。我々は,ヒトコロナウイルスの一種は後者の経路で細胞内に侵入すること,ウイルスの移動には,膜ドメインの“マクロ”クラスター形成が必要であることを明らかにした。今回,細胞膜上でウイルスを移動させるメカニズムを明らかにするため,抗体を用いて細胞膜上にあるレセプターを架橋し,その動態を解析した。その結果,膜ドメインの“マクロ”クラスター形成は,細胞膜直下のアクチンフィラメントに依存することが判明した。
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自由記述の分野 |
解剖学・細胞生物学
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