自由行動下マウス心電図連続記録のための電極埋込み手術不要な平板型心電図・ピエゾ素子複合センサーシステムの開発を行い特許出願(特願2015-058838)を行った。本センサーは、心電図記録の際にマウス足裏の発汗(精神性発汗)を要件とするため、ストレス時および睡眠時について実験を行い以下の発見があった。①マウスは音や振動さらにヒトに凝視されるだけで足裏発汗と心拍数上昇を伴う精神的ストレス反応を示す。②ヒトと異なり、マウスは睡眠時に足裏に発汗する。③①の反応は睡眠時に行うとダイナミックな心拍数変化が得られ、さらに心房細動と思われる不整脈を引き起こす。
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