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2015 年度 研究成果報告書

貪食細胞機能における膜電位シグナルの役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590277
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生理学一般
研究機関大阪大学

研究代表者

大河内 善史  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90435818)

連携研究者 梅本 英司  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90452440)
崎村 健司  新潟大学, 脳研究所, 教授 (40162325)
岡村 康司  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80201987)
筒井 秀和  北陸先端科学技術大学院大学, 准教授 (30392038)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードプロトンチャネル / 炎症 / 好中球 / 脱顆粒
研究成果の概要

電依存性プロトンチャネルは、貪食細胞において、pH、膜電位を制御する分子である。我々は、プロトンチャネルの役割を明らかにするために、生体防御において重要な細胞である好中球に着目して、研究を行った。その結果、プロトンチャネルが、強力な酸化剤である次亜塩素酸を作るミエロパーオキシダーゼやエラスターゼなどの分解酵素を含むアズール顆粒と呼ばれる小胞の分泌を負に制御していることを明らかにした。また、プロトンチャネルが欠失したマウスは野生型よりも真菌感染によって炎症が強く誘発されることが分かった。すなわち、プロトンチャネルは好中球の脱顆粒を抑制することで、炎症を抑制すると考えられる。

自由記述の分野

細胞生理

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公開日: 2017-05-10  

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