研究課題/領域番号 |
24590280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 元彦 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40292122)
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研究分担者 |
西村 直記 愛知医科大学, 医学部, 講師 (40278362)
佐藤 麻紀 愛知医科大学, 医学部, 助教 (60351102)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | シグナル伝達 / G蛋白質 / 心筋保護 / 循環器病学 |
研究成果の概要 |
申請者が先に同定した虚血誘導性G蛋白活性調節因子(Activator of G-protein Signaling, AGS8)は、G蛋白βγサブユニットと結合しアポトーシスに決定的な役割を果たしていた。AGS8上のG蛋白との結合部位を同定し、そのアミノ酸配列からAGS8-Gβγの相互作用を競合阻害するペプチド(AGS8ペプチド)を作成した。AGS8ペプチドは低酸素誘導心筋細胞アポトーシスを有意に抑制した。この結果は、心筋細胞におけるAGS8-Gβγシグナルが虚血心筋保護の治療標的として有望であること、またG蛋白活性調節因子を介する情報を制御可能であることを示した。
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自由記述の分野 |
生理学
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