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2014 年度 研究成果報告書

自己回復機能向上による新たな精神疾患治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 24590304
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関名城大学

研究代表者

間宮 隆吉  名城大学, 薬学部, 准教授 (70340297)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード飼育環境 / 精神疾患 / 疾患予防
研究成果の概要

成熟期に情動行動異常を示すマウスを、遊具を備えた広いケージ内で4週間飼育するとその症状が緩解することを見出した。また、その飼育遊具の中で、利用率の高かった回転かごのみを設置したケージ内で同様に飼育したところ、症状が緩解された。次に健常マウスを同様に飼育し、脳内アレイ解析したところ、オピオイドペプチドDynorphin Aの発現が高くなっていた。次に、このペプチドの活性断片を正常マウスに連続投与し、ストレス負荷をしたところ、障害の発症が抑制された。以上のことから、自発運動によって脳内でのDynorphin Aの発現が高まり、この仕組みを利用すれば精神疾患の予防につながる可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経精神薬理学

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公開日: 2016-06-03  

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