研究課題/領域番号 |
24590333
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
中木 敏夫 帝京大学, 医学部, 教授 (30164148)
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研究分担者 |
青山 晃治 帝京大学, 医学部, 准教授 (00420943)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | GTRAP3-18 / 摂食行動 / 低血糖 |
研究実績の概要 |
24年度に終了予定であったGTRAP3-18ノックアウトマウスの低血糖メカニズムは予想以上に時間がかかり、26年度終了時点でも未解決の問題が少数残っている。しかし、解決のめどはたっている。26年度までに明らかにした点は下記のとおり。GTRAP3-18ノックアウトマウスは野生型に比較して、(1)摂食行動が少ない、(2)餌の消費量が少ない、(3)運動機能に異常はない、(4)インスリンは低値である、(5)横紋筋GLUT4の発現量に変化はない、(6)視床下部NPYに変化はない、(7)視床下部αMSHが増加している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
24年度に終了予定であったGTRAP3-18ノックアウトマウスの低血糖メカニズムの解明が遅れている。その理由は当初予想していた可能性を順次検討していったが、変化がみられた項目を検討する順位が低かったために結果として予想以上に時間がかかった。
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今後の研究の推進方策 |
GTRAP3-18ノックアウトマウスでは何故αMSHが増加するのかをそのメカニズムを確定する。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画のうち、αMSHが増加しているメカニズムを確定する必要があるため。
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次年度使用額の使用計画 |
視床下部ホルモンの変動を検出するために抗体を購入する。
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