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2014 年度 研究成果報告書

GATA因子による成熟マスト細胞の機能制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590359
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医化学一般
研究機関高崎健康福祉大学

研究代表者

大根田 絹子  高崎健康福祉大学, 薬学部, 教授 (50323291)

研究分担者 石嶋 康史  高崎健康福祉大学, 薬学部, 講師 (10433640)
大森 慎也  高崎健康福祉大学, 薬学部, 助手 (10509194)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード転写因子 / 細胞分化 / マスト細胞
研究成果の概要

マスト細胞の分化と機能におけるGATA因子の役割を解明するために、成体マウスでGata1を誘導的に欠失させた。その結果、骨髄由来マスト細胞(BMMC)は正常に分化し、末梢組織マスト細胞もほぼ正常であった。BMMCのマイクロアレイ解析では、トリプターゼ遺伝子群の発現が減少していたが、多くのマスト細胞関連遺伝子の発現はGATA1発現低下の影響を受けなかった。一方、BMMCでGATA2を誘導的に機能欠失すると、フローサイトメトリーでマスト細胞の分画が著明に減少した。これらの結果は、マスト細胞分化形質の維持にはGATA2がより重要であり、GATA1の欠失はGATA2によって代償されたことを示している。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2016-06-03  

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