研究課題/領域番号 |
24590373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
北嶋 繁孝 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (30186241)
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連携研究者 |
田中 裕二郎 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (00311613)
川内 潤也 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (20544498)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ストレス応答 / 遺伝子改変マウス / ATF3 / p53 / 抗がん剤 / 細胞死受容体 / DR5 |
研究成果の概要 |
がん細胞のストレス応答の解明は、有効な抗がん剤開発に必須である。本研究課題では、遺伝子改変マウスの作成により、ストレス応答遺伝子ATF3とp53のダブル欠損マウスは、p53単独よりも早期でかつ重篤な自然がん発症と生存率の低下を来し、両者が協調的ながん抑制機能を持つことを示した。ATF3複合体にTP53BP1が含まれ、両者の分子相互作用が示唆された。さらに、複数の抗がん剤が、ヒト大腸がん細胞表面の細胞死受容体DR5の発現を誘導し、ATF3がp53との協調作用以外に活性酸素・ERストレス経路で機能することを見出した。各種抗がん剤とDR5作動薬の併用療法の作用基盤を提示できた。
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自由記述の分野 |
遺伝生化学
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