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2014 年度 研究成果報告書

皮膚のバリア機能におけるロイコトリエンB4第二受容体の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 24590386
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関順天堂大学 (2014)
九州大学 (2012-2013)

研究代表者

佐伯 和子  順天堂大学, 医学部, 准教授 (00553273)

研究協力者 劉 珉  
石井 由美子  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード脂質 / GPCR / 皮膚
研究成果の概要

ロイコトリエンB4第二受容体(BLT2)は、皮膚表皮に高発現するGタンパク質共役型受容体(GPCR)である。BLT2の高親和性リガンドである12-HHTは、血液凝固の際にシクロオキシゲナーゼ(COX)およびトロンボキサンA2合成酵素(TxA2S)依存的に大量に産生される。本研究では、12-HHT/BLT2シグナルが皮膚表皮ケラチノサイトの動きを亢進し、創傷治癒を促進することを明らかにした。これまでに、アスピリン(COX阻害剤)の副作用として皮膚創傷治癒の遅延が知られていたが、その原因が12-HHTの産生低下であることを明らかにした。また、BLT2作動薬が皮膚創傷治療薬となり得ることを示した。

自由記述の分野

生化学、免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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