研究課題
基盤研究(C)
本研究では,原発性胆汁性肝硬変(PBC)の障害胆管細胞には細胞老化に先行してオートファジー異常が認められること,PBCの胆管病変では、オートファジー異常がミトコンドリア抗原の異常発現をおこし、ミトコンドリア抗原に対する免疫反応異常の要因になる可能性があることが明らかになった。培養胆管細胞を用いた検討でも、ストレスによるミトコンドリアのオートファジーが検証された。さらに、PBCにおけるオートファジー異常, 細胞老化の発生には, 小胞体ストレスが関与することが示唆された.
人体病理学