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2014 年度 研究成果報告書

Hippoパスウェイの腎癌悪性化に関わるメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590415
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関大分大学

研究代表者

松浦 恵子  大分大学, 医学部, 准教授 (00291542)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード泌尿生殖器・内分泌 / 腎癌 / Hippoパスウェイ / SAV1
研究成果の概要

淡明細胞性腎癌の悪性化に関わることが報告されたSAV1遺伝子は、Hippoパスウェイのコンポーネントのひとつであるが、腎癌細胞株において増殖能を抑制した。またヒト腎癌症例でもSAV1の発現が抑制された症例はYAP1が核に集積していた。さらにSAV1を強制発現させた腎癌安定発現株をマウスに移植したところ、コントロールに比べて腫瘍サイズが有意に小さかった。パスウェイ解析により、これらの腫瘍ではTGFβパスウェイが抑制されていた。以上よりSAV1を含むHippoパスウェイは腫瘍抑制性に働き、SAV1の発現低下はTGFβパスウェイを介して淡明細胞性腎癌の悪性化に関与している可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2016-06-03  

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