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2014 年度 研究成果報告書

FcγRⅡB欠損とSle16領域多型の相補作用による関節リウマチ発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590491
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関順天堂大学

研究代表者

広瀬 幸子  順天堂大学, 医学部, 准教授 (00127127)

連携研究者 天野 浩文  順天堂大学大学, 医学部, 准教授 (50318474)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード疾患モデル / 関節リウマチ / ループス腎炎 / 疾患感受性
研究成果の概要

抑制性IgG Fc受容体(FcγRII)はB細胞および種々の免疫細胞上に発現し、その機能を負に制御する重要な免疫調節分子である。本研究では、FcγRII発現欠損による免疫系の異常亢進が自己免疫疾患を誘発するかを解析した。その結果、FcγRII発現欠損のみでは自己免疫疾患は発症せず、FcγRIIコード遺伝子Fcgr2bに近接して存在するSle16 領域にコードされる自己免疫型SLAM family遺伝子の多型との相補作用でヒト関節リウマチ(RA)に近似した全身の多発関節炎を自然発症する可能性を見出した。本研究成果は、ヒトRAの疾患感受性遺伝子解析に重要な情報を提供するものである。

自由記述の分野

免疫病理学

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公開日: 2016-06-03  

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