Plasmodium berghei ANKA(PbA)感染における脾臓内のcDCならびにpDCの細胞数の変動とそのメカニズムについて解析し、cDC, pDCとも細胞数が感染前と比較して有意に減少することが明らかになった。type Iならびにtype II interferonsがマラリア感染後のcDCの活性化、それに伴う細胞死に重要な役割を果たすことを明らかにした。
マラリア感染を経験することで徐々にマラリア感染に抵抗性を持つようになることが知られているが、その詳細なメカニズムはいまだ不明である。PbA感染後ピリメタミンで治療したマウスでは脾臓cDCが有意に増加数することを明らかにした。
|