研究課題
基盤研究(C)
本研究では中年以降の女性に好発する原発性胆汁性肝硬変の発症・進展にStreptococcus intermedius (SI)の慢性炎症(歯周病)が関与しており、局所で産生されたhistone-like proteinの持続的供給が病態に寄与していることを明らかにした。S. anginosus group (SAG) の中でSIは他の菌種に比べて均一な遺伝的背景を持っており、ニッチな環境に特化して宿主であるヒトと共進化してきた結果であると考えられた。
医歯薬学