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2014 年度 研究成果報告書

ガンマヘルペスウイルス感染による慢性炎症化と細胞形質転換機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590550
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関大阪大学

研究代表者

安居 輝人  大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (60283074)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードEpstein-Barrウイルス / ウイルス発がん / Latent membrane protein / B細胞 / リンパ腫 / ノックインマウス / 持続感染 / 自己免疫疾患
研究成果の概要

Epstein-Barrウイルス(EBV)は全世界人口の約9割に感染し、発がんへの関与が示唆されている。EBV遺伝子産物であるLMPは発がん活性が認められているが、その発がん分子メカニズムは未だ明らかとなっていない。そこで本研究では、EBVによる細胞形質転換機構を明らかにするために、B細胞特異的なLMP1、LMP2a同時発現マウスを樹立し、その発がん過程を検討した。その結果、このマウスにおけるT細胞の除去により、異形B細胞の異常増殖による脾臓腫大が認められた。EBV発がん過程はT細胞によるB細胞異常増殖の制御機構が存在しており、その破綻が発がんを誘導する可能性を示唆している。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2016-06-03  

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