• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

マイクロRNAによるウイルス複製と脂肪酸合成経路のクロストーク制御の分子機構

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24590565
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

棟方 翼  公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 主席研究員 (50420237)

研究協力者 小原 道法  東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, プロジェクトリーダー (10250218)
斉藤 誠  東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 主任研究員 (20433021)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードマイクロRNA / 脂肪酸合成酵素 / C型肝炎ウイルス
研究成果の概要

マイクロRNA(miRNA)による遺伝子発現制御が宿主細胞のみならずウイルスでも存在する。我々の解析により、C型肝炎ウイルス(HCV)増殖を抑制するmiR-199aが、宿主の脂肪酸合成酵素(FASN)の発現も直接抑制していることが判明した。HCVはFASNの発現を転写レベルで高めるが、一方でFASNはHCV複製に必要である為、両者の制御にクロストークが存在する可能性は示唆されていた。しかし、同一のmiRNAがウイルス遺伝子と宿主遺伝子の双方の発現を制御するクロストークの要であることは新たな発見であり、その分子機構の解明は大きな意義がある。

自由記述の分野

ウイルス学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi