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2014 年度 研究成果報告書

APOBEC3によるレトロウイルス感染制御の分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590568
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター)

研究代表者

岩谷 靖雅  独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), その他部局等, その他 (90303403)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードウイルス / 生体分子 / 酵素 / タンパク質 / 生体防御因子
研究成果の概要

APOBEC3 ファミリーは、HIV やレトロトランスポゾンを含むレトロウイルスに対して強い増殖抑制効果を示す細胞内防御因子である。一方、HIV などはVif を発現することにより、APOBEC3 を分解し増殖する。本研究では、1)一本鎖核酸に対する高い親和性(解離定数)と相関する多量体形成能の有無が重要な役割を果たしていることを見出した。2)Vif による APOBEC3C/F/Dの認識領域は、疎水性を示す浅いくぼみ構造と辺縁の負電荷領域が重要な特徴であることが分かった。これらの研究成果は、APOBEC3 の抗ウイルス作用の分子メカニズムに関する新たな知見につながると考えられる。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2016-06-03  

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