Mst1依存性にLFA-1のクラスター形成に関与するRab family GTPaseを検索し、Rab13を同定した。Rab13は、ケモカイン刺激後、Mst1によってDENND1Cがリン酸化されると活性化され、LFA-1小胞を前方へ極性輸送し、クラスター形成を誘導することが明らかとなった。この時、Mst1は、アクチン進展因子のVASPをリン酸化することで、アクチンの発達を促進し、活性Rab13はmyosin Vaをリクルートすることがわかった。Rab13のconditional knockout miceを作製したところ、リンパ球の接着・遊走が有意に減少し、2次リンパ組織は低形成となった
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