研究課題/領域番号 |
24590607
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
和田 泰三 京都大学, 東南アジア研究所, 連携准教授 (90378646)
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研究分担者 |
松林 公蔵 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (70190494)
奥宮 清人 京都大学, 東南アジア研究所, 連携准教授 (20253346)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 事前指示書 / 終末期ケア / Advance Care Plannning / 総合機能評価 / 胃瘻 / 地域在住高齢者 / 事前ケア計画 |
研究成果の概要 |
65才以上の地域在住高齢者を対象とした総合機能評価健診を行い、事前指示書作成者の頻度とその特徴を検討した。農村部において15.7%(N=820)、都市部有料老人ホームでは60.3%(N=239)が事前指示書を作成し、より高齢で主観的健康感が低いものが事前指示書を作成していた。農村部在住者においては万一経口摂取が困難になった場合について、50.3%の高齢者が経口摂取の出来る範囲、42.5%が末梢静脈からの点滴を希望した一方で、経鼻栄養や胃瘻栄養を選択したものも4-5%存在した。意思決定能力を失う前に終末期ケアの方針に関する話合いの機会をもち、関係者で価値観を共有することが必要である。
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自由記述の分野 |
老年医学
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