研究課題
本年度は最終年度として、【5】学会認定修練施設支援カタログ(一覧)と、【6】外国における女性医師支援調査を計画した。【5】での、学会認定修練施設・病院の女性医師支援カタログ作成・公表では、日本外科学会の協力を得て、全国医学部・医科大学病院の調査を行い、その成果を論文にまとめた。また、報告書をWeb上で公開するところまで行うことができた。【6】国際的な調査は、外国でのキャリアデザイン、ネットワーク作り、メンターの探し方などの取り組みを米国ワシントンDCで開催された第6回Women in Surgery Career Symposiumと米国カリフォルニア州でのAmerican College of Surgery Clinical Congress 2014に出席し、情報収集した。また、文献、報告書、Web、報告書、他を用いて調査した。特にフルタイムを可能にする因子、子供の数、年齢、ルール作りなどに重点をおいた。子供の数と収入に関しては男性医師では子供の数が多くなると収入が増えるのに、女性医師では子供の数が多くなると収入が減ることが明らかになった。現在、雑誌への投稿に向けて準備中である。日本において女性外科医は継続就労が困難であり、医学部・医科大学の本院にてはleaky pipelineが著明である。女性支援策として時短があっても、院内保育園を使えず、待機児童が多数いて、育児の諸問題が医局の人事に影響していることも明らかになった。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件)
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