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2014 年度 研究成果報告書

ヘムオキシゲナ-ゼ-1と同種造血幹細胞移植後転帰の関連性および新規治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 24590684
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関金沢大学

研究代表者

森下 英理子  金沢大学, 保健学系, 教授 (50251921)

研究分担者 高見 昭良  愛知医科大学, 医学部, 教授 (80324078)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードヘムオキシゲナーゼ-1 / 骨髄移植 / 血管内皮細胞傷害 / トロンボモジュリン / 組織因子 / 急性GVHD / 一塩基多型
研究成果の概要

トロンボモジュリン(TM)の一塩基多型(SNP)と造血幹細胞移植治療成績との関連を検討した結果、TM 発現が高いSNPを有するドナーでは急性GVHDの発現が低下した。放射線傷害の検討では、照射により血管内皮細胞上の組織因子および炎症性サイトカイン、接着蛋白のmRNA発現量は増加するが、TM発現量は減少した。HO-1は増加傾向を示したが有意な変動を示さなかった。照射前にTMを投与しておくと、TF発現量が低下した。以上の結果より、移植前のTM製剤の投与は、移植後の凝固活性化を抑制し移植関連合併症を改善する可能性が示された。

自由記述の分野

血栓止血学

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公開日: 2016-06-03  

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