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2014 年度 研究成果報告書

レドックス生体応答反応を利用した新規のベッドサイド迅速酸化ストレス診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24590686
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関福井大学

研究代表者

糟野 健司  福井大学, 医学部, 准教授 (60455243)

研究分担者 岩野 正之  福井大学, 医学部, 教授 (20275324)
木村 秀樹  福井大学, 医学部附属病院, 准教授 (20283137)
高橋 直生  福井大学, 医学部附属病院, 助教 (30377460)
中村 肇  公益財団法人田附興風会, 医学研究所第8研究部, 研究員 (70303914)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード酸化ストレス / 急性腎障害 / 尿中チオレドキシン
研究成果の概要

腎症マーカー蛋白の研究から尿中チオレドキシンが急性腎障害で特異的に高値を示すことを発見し、これを用いた診断法を開発した。尿中に検出されるメカニズムとして、健状下で血中チオレドキシンがろ過再吸収され尿細管細胞内に蓄えられ、腎障害時には酸化ストレスにより酸化型となって分泌され尿中に増加すると考えられた。この現象を応用し、化学発光酵素免疫測定法を用いた新規の迅速レドックス診断システムを開発した。診断は15分で完了し、急性腎障害に対する診断能力は、カットオフ値43.0 μg/gCreにてAUC0.94、感度0.88、特異度0.88とNgal、KIM-1、L-FABPと同等に優れていることが分かった。

自由記述の分野

酸化ストレス

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公開日: 2016-06-03  

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