次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度の研究を遂行するにあたり、研究施設・研究設備品等はほぼ整っている。研究に必要な研究経費は、主に試薬・薬品に関連する消耗品費用である。 平成25年度は、各種抗リン脂質抗体の単離・精製と血栓形成作用の解明に関する研究を予定しており、①各種抗リン脂質抗体の単離・精製のためのプロテインGカラムや抗原カラムクロマトグラフィー関連器具および試薬、②正常ヒト臍帯動脈内皮細胞を中心に細胞培養関連試薬、③各種サイトカイン(TNF-α, IL-1β, IL-6, IFN-γ, MCP-1)測定用ELISAキット、④各種(TF, TNF-α, IL-1β,VCAM-1, MCP-1)mRNA発現定量のためのリアルタイムRT-PCR関連試薬、⑤各細胞内シグナル伝達測定用キット(Trans AM ELISA, Fast Activated Cell-based ELISなど)、⑥各シグナル伝達経路阻害剤(SB203580・PDTC・PD98059・JNK inhibitorなど)、⑦酸化ストレス度測定のためのd-ROMsキットおよびBAPキット、⑧NO定量用Griess試薬、⑨その他実験用器具などを購入する。 本年度の認識エピトープ別抗リン脂質抗体ELISAの開発において、ELISA関連試薬として各種固相化抗原蛋白費用を計上していたが、研究が順調に進んだことにより、予定よりも低額に抑えられたため、未使用額が43,456円生じた。この未使用額については、H25年度に計上した各種サイトカイン(TNF-α, IL-1β, IL-6, IFN-γ, MCP-1)測定用ELISAキットの購入費と併せて使用する。
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