研究課題/領域番号 |
24590743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
稲寺 秀邦 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (10301144)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 化学物質 |
研究概要 |
化学物質の毒性評価については、生きた動物を使用しない方法の確立が求められている。本研究は、培養細胞を用いたトランスクリプト-ム解析の結果を、生体(vivo)での毒性評価手法に結びつけるためのバイオインフォマティクスツールの開発を目的とする。平成24年度は、生体における化学物質応答遺伝子について解析した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
われわれが確立したin house マイクロアレイを用いて、代表的な環境化学物質投与により、肝臓において発現が変動する遺伝子群の解析を行った。3年計画の初年度として、おおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度以降は、使用する環境化学物質の種類を増やすとともに、培養細胞における発現変動遺伝子についても解析を行う。培養細胞における発現変動遺伝子の情報を生体(vivo)への毒性評価に結びつけるためのバイオインフォマティクスツールの開発をめざす。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし。
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