研究課題/領域番号 |
24590752
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
三宅 美緒 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (80128610)
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研究分担者 |
坂本 龍雄 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (60262896)
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キーワード | 2-エチル-1-ヘキサノール |
研究概要 |
前年度に0、20、50、150ppm の2-エチル-1-ヘキサノー ル(2EH) を1週間、1ヶ月、3ヶ月曝露して得られた嗅上皮及び嗅球サンプルのうち、今年度は3ヶ月曝露サンプルのみを用いて免疫染色を行った。 嗅細胞及び嗅神経のマーカー発現は、嗅上皮及び嗅球糸球体において、曝露濃度依存的に減少した。また嗅球糸球体の厚さも曝露濃度依存的に減少した。 同じく嗅球糸球体におけるドーパミンニューロンの発現も、曝露濃度依存的に減少した。 一方、嗅球糸球体におけるミクログリア及び新生ニューロンの発現は、2EH曝露により増加した。 嗅球糸球体のミクログリアの増加を嗅上皮の白血球浸潤と関連づけられるかどうかは、今後の課題である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
嗅球の種々の介在ニューロンを免疫染色で染め分けるのが主な目的だったので、これに関しては、この1年でほぼ達成していると思う。
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今後の研究の推進方策 |
嗅球及び脳の海馬における種々の介在ニューロンの変化を検討したい。
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次年度の研究費の使用計画 |
一部の研究を次年度に持ち越したため。 持ち越した研究を次年度に確実に実施する。
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