研究課題/領域番号 |
24590769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 金沢大学 (2013-2014) 兵庫医科大学 (2012) |
研究代表者 |
唐 寧 金沢大学, 薬学系, 助教 (90372490)
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研究分担者 |
島 正之 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (40226197)
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連携研究者 |
中坪 良平 兵庫県環境研究センター (60463329)
平木 隆年 兵庫県環境研究センター (60446812)
余田 佳子 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (80748434)
早川 和一 金沢大学, 薬学系, 教授 (40115267)
鳥羽 陽 金沢大学, 薬学系, 准教授 (50313680)
亀田 貴之 京都大学, エネルギー社会/環境科学専攻, 准教授 (50398426)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | アジアンダスト / 多環芳香族炭化水素 / 大気汚染 / 大気内反応 / 発がん性 / 変異原性 / 長距離輸送 / 有害化学物質 |
研究成果の概要 |
中国の異なる砂漠地域でバックグラウンドアジアンダスト(黄砂)を計4検体採集した。黄土高原の黄砂の比表面積と全細孔容積はいずれも他の3地域(タクラマカン,トングリ,ホルチン)の黄砂より大きかったが,平均細孔径に大きな違いがなかった。9種の水溶性イオンと15種の元素を分析したところ,4地域の黄砂に組成的な違いが認められた。構築した曝露チャンバーと多環芳香族炭化水素(PAH)酸化体分析計を用いて評価した結果,光及び反応性ガス(NO2/SO2/O3)の有無に因らず,どの地域の黄砂でもPAHを吸着し,さらにPAHをより毒性の強いニトロ体,キノン体への変質を促進する触媒的な作用を有することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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