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2014 年度 研究成果報告書

ナノ材料による神経系発達障害の評価系の開発に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24590774
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衛生学
研究機関独立行政法人国立環境研究所

研究代表者

石堂 正美  独立行政法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 主任研究員 (60211728)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード銀ナノ粒子 / 神経発生毒性
研究成果の概要

最初に、神経幹細胞を用いたニューロスフェア法で銀ナノ粒子の神経系発生毒性評価を行った。ニューロスフェアを培養系に静置すると、表面から細胞が外側に向かって移動した。この系に銀ナノ粒子を曝露し、細胞の移動距離を測定すると、銀ナノ粒子濃度との関係に直線関係を得た。50%阻害率は約400 ng/mlだった。また、銀ナノ粒子を曝露する前に予めニューロスフェアから神経幹細胞を十分に移動させておき、それから銀ナノ粒子を曝露すると、ある濃度以上の銀ナノ粒子は、移動した神経幹細胞のアポトーシスを誘導させることが明らかになった。
次に、銀ナノ粒子を新生仔に経口投与すると、自発運動量が有意に亢進した。

自由記述の分野

環境神経科学

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公開日: 2016-06-03  

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