研究課題
基盤研究(C)
本研究では、各種アディポカインが血圧、血糖値、血中脂質値に及ぼす影響の強さを明らかにするとともに、長期的な変動に対する予測がどの程度出来るかを明らかにすることを目的とした。生活習慣の作用を含めて、高血圧、低HDL血症、高LDL血症、高総コレステロール血症、糖尿病の発症や、血圧、血中脂質、HbA1cの検査結果の経年変化について検討を進めた結果、アディポネクチンと高感度CRPがその後の健康状態を予測するマーカーとして有用である可能性が高いことが明らかとなった。
社会医学