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2016 年度 研究成果報告書

インフルエンザウイルスの不顕性感染メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590786
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関東京大学

研究代表者

岩附 研子  東京大学, 医科学研究所, 助教 (20376619)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワードインフルエンザ / 中和抗体価 / 不顕性感染
研究成果の概要

インフルエンザウイルスに対する免疫記憶機構を解明するため、同一集団を対象とし継時的にpdmH1N1亜型のウイルスに対する抗体価の変動を調べたところ、常に高い抗体価を保持しているヒトとワクチンを複数回接種しても全く抗体価が上がらないヒトが認められた。そこで、ワクチン接種前後の抗体価を比較したところ、ワクチン接種は影響していないことが分かった。さらに、様々なH3N2亜型のウイルスに対する抗体価を解析したところ、年代別に抗体価に差が認められ、最初に感染したと思われる株に対する抗体価を維持しており、ワクチンの刺激により抗体価を維持しているのではなく、別の要因が関係していることが示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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