研究課題/領域番号 |
24590807
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
西山 毅 愛知医科大学, 医学部, 講師 (40571518)
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研究分担者 |
小嶋 雅代 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30326136)
足立 勝宣 名古屋市立大学, 看護学部, 助教 (30517256)
鈴木 真佐子 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70617860)
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キーワード | 拡張自閉症形質 / 質問紙 / 信頼性 / 構成概念妥当性 |
研究概要 |
前年に引き続き,新たに健常成人1500人ほどに対し,拡張自閉症形質についての質問紙(Subthreshold Autism Trait Questionnaire: SATQ, Broad Autism Phenotype Questionnaire: BAPQ, Social Reciprocity Scale-Adult Self Report: SRS-AS, Autism-Spectrum Quotient: AQ)の日本語版を施行することにより,全部で健常成人約3200人,自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder, ASD)罹患者60人に対する質問紙の施行が完了した. 次いで,データクリーニングのあと,古典的テスト理論に基づき,4つの質問紙を比較しSATQが信頼性・構成概念妥当性の面でもっとも優れていることを見出した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
サンプリングおよびデータ入力,データクリーニングは終え,まず古典的テスト理論に基づく質問紙の性能評価を終え,論文化を済ませた.
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今後の研究の推進方策 |
すでに得られたデータセットを用いて,確認的因子分析および項目反応理論に基づく解析を行い,学会発表および論文化する.
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次年度の研究費の使用計画 |
予算執行が年度をまたいだため,一時的に次年度使用額が生じているが,すぐに解消される予定である. 次年度使用額はすでに使用済みであり,近々支払いが行われる予定である.
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