研究課題/領域番号 |
24590809
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
栗山 長門 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60405264)
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研究分担者 |
渡辺 能行 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00191809)
尾崎 悦子 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 助教 (00438219)
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連携研究者 |
水野 敏樹 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (30264782)
山田 恵 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (80315960)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | TGF-beta1 / サイトカイン / 脳内深部白質病変 / 慢性炎症 |
研究成果の概要 |
認知機能障害や高血圧を認める遺伝性白質脳血管症にて、抗炎症サイトカインであるtransforming growth factor(TGF)-β1シグナル伝達制御が注目されている。平成15年と20年の2回連続で頭部MRおよび検診の同意が得られたドック受診者81名において、経時的に、TGF-β1が上昇する群は、頭部MRI上、白質病変増悪に対する独立した臨床指標になり得ることが明らかとなり、オッズ比でも1.72と有意であった。TGF-β1上昇には、慢性腎臓病の関与も示唆された。TGF-β1自体が、白質病変の独立した関連指標であり、認知機能低下や多発性脳梗塞の前段階を反映していると考えられた。
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自由記述の分野 |
成人保健、社会医学
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