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2012 年度 実施状況報告書

大規模労働者集団における睡眠状況と10年間の血圧変化に関する縦断研究

研究課題

研究課題/領域番号 24590822
研究種目

基盤研究(C)

研究機関金沢医科大学

研究代表者

中島 素子  金沢医科大学, 看護学部, 教授 (60559508)

研究分担者 中川 秀昭  金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)
森河 裕子  金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード睡眠状況 / PSQI / 血圧変化 / 縦断研究
研究概要

本研究は人間の生活に不可欠な睡眠が血圧変化にどのように関連するかを前向きに検討することを目的としているため、2012年度はベースライン調査を実施した。
具体的には2004年度に実施した本研究の対象集団である富山県内の某製造業事業所の従業員約7,300人のデータを収集した。収集データはピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)と健康診断の結果から、本研究に必要な以下のデータを収集した。①血圧値(血圧測定は標準化された質の高い測定法で、全従業員に対し2004年度の定期健診時に実施した収縮期血圧値・拡張期血圧)、②睡眠状況(2004年度のPSQIを用いて評価した睡眠データ)、③職業要因(職種、業務内容、労働時間、作業負荷等)、④生活習慣要因(飲酒・喫煙習慣、日常生活の身体活動量等)、⑤性・年齢、⑥高血圧治療の有無等)⑦その他治療中の疾患の有無 を抽出し、収集したデータを慎重に入力し、さらにエラーチェックなどのデータクリーニングを行った。
2004年の本事業所の従業員約7,300名のうち、PSQIおよび血圧値に関するデータを有するものは、5,958名(男性 3,757名、女性2,201名)であり、この集団の平均PSQI値±標準偏差、平均血圧値±標準偏差は次のとおりであった:男性 PSPI値5.06±2.3、収縮期血圧123.2±16.4mmHg 拡張期血圧77.0±12.5mmHg、女性 PSPI値4.98±2.2収縮期血圧113.9±17.4mmHg 拡張期血圧70.5±11.8mmHg。この集団が本研究における解析対象者となる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の予定通り、ベースライン調査として2004年度に実施した本研究の対象集団である富山県内の某製造業事業所の従業員約7,300人のデータを収集した。収集したデータのデータクリーニング、およびレコードリンケージを行い、記述統計を実施した。

今後の研究の推進方策

2013年度は当初の予定通り秋に10年後PSQIと生活習慣状況、業務内容のデータ収集をする予定である。また2005年~2013年までの健康診断データから身体計測を継続収集する予定である。またこのようにして2013度中に完成する分析データベースを用いて、2014年度に本格的にデータ解析をする予定である。

次年度の研究費の使用計画

該当なし

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公開日: 2014-07-24  

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