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2014 年度 研究成果報告書

結核菌全ゲノム情報の活用は新たな分子疫学像を提供しうるのか

研究課題

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研究課題/領域番号 24590845
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関神戸市環境保健研究所

研究代表者

岩本 朋忠  神戸市環境保健研究所, その他部局等, 研究員 (70416402)

連携研究者 和田 崇之  長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (70332450)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード結核 / 感染症 / ゲノム / 分子疫学 / 公衆衛生 / 細菌 / 次世代シーケンサー
研究成果の概要

結核感染のリスクを軽減するためには,患者間の伝搬経路を可能な限り高い精度で推定し,感染拡大の防止を図らなければならない.本研究課題では,結核菌の全ゲノム情報を用いた高精度な菌株異同判定による伝搬経路推定の有用性を検証した.現行の遺伝子型別解析では単一クローンによる感染拡大と考えられた30株に着目し,全ゲノム解析を行った.その結果,これら30株の伝搬経路追跡に有益な,35箇所の一塩基変異が特定できた.本結果は,全ゲノム解析により,従来の結核分子疫学調査結果を補完することで,より詳細な感染伝搬経路の解明か可能であることを示している.

自由記述の分野

分子疫学

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公開日: 2016-06-03  

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