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2014 年度 研究成果報告書

高温暴露時の心臓への熱による直接的傷害の機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590853
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 法医学
研究機関三重大学

研究代表者

那谷 雅之  三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70241627)

研究協力者 中川 泰久  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード熱中症 / 心疾患 / 心筋梗塞 / 心筋傷害 / 低酸素 / 虚血
研究成果の概要

心疾患は熱中症発症のリスクファクターの一つとされているが、そのメカニズムについては詳細な報告はない。そこで、心筋梗塞モデルラットに熱暴露を行い、心疾患と熱暴露の関係について検討した。
本研究では健常心と比較して、心疾患(心筋梗塞)がある場合には、熱暴露直後から心臓の傷害を示す指標の上昇がみられ、熱暴露による心臓への直接的な傷害があったことを示している。また、熱暴露後でも、数時間にわたり心筋傷害や心筋虚血などの形で心負荷が継続する可能性が示唆された。これらのことから、心疾患がある場合には、健常心より熱暴露に対してより脆弱であり、熱暴露における熱中症発症・増悪リスクを高めていると考えられる。

自由記述の分野

法医学

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公開日: 2016-06-03  

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