次年度の研究費の使用計画 |
麻薬コカインのMIP合成、固相抽出、検出法の検討については、平成24年度から予定していたが、東京都からの購入認可が現在も得られず実施することができない状況である。また、三環系抗うつ薬を対象としたMIP合成、固相抽出、検出法の検討は本年度に完了する予定であったが、現在もMIP合成を進めている段階である。一方、本年度の実験補助者の勤務日数は予定の60%程度で、その残額が生じてしまった。 消耗品費の主なものでは、薬物標準品や試薬類がある(235,000円)。また、GCキャピラリーカラムは、本年度購入分の劣化が激しいため、新しく5本を購入する(390,000円)ほか、GC用の純ヘリウムガス(7,000 L)2本を購入する(90,000円)。さらに、HPLC用カラム2本(82,000円)、HPLCオートサンプラー用のシリンジ、小型バイアル瓶等(20,000円)を購入する。ガラス器具としては、バイアル瓶、ガラスインサート、セプタム、MIP合成用の試験管、ビーカー及びフラスコ等が含まれる(60,000円)。一方、実験補助者に支払う謝金は日給7,300円、月平均4日間で12ヶ月分の支払い(350,000円)とし、その他の明細には論文校正代及び複写費(50,000円)等が含まれる。
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