研究課題/領域番号 |
24590902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
後藤 眞 東京女子医科大学, 医学部, 客員教授 (00170465)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | werner syndrome / aging / inflammation / cytokine |
研究概要 |
Werner症候群、ならびに健常者対照群の血清、合計200例のBioPlex multiple cytokine 27種類、高感度CRP,MMP9のすべての測定を完了した。今後、サイトカインの変動、高感度CRP,MMP9の加齢変動の多変量統計解析をおこない、加齢による炎症の寄与につき、検討を加え、「炎症老化」の実態を明らかにする予定である。一部のデータ、ならびに付随して得られたデータを複数の学会発表を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
計画書に記載したサンプルの測定は、順調にすべて測定を終了しており、ほぼ予想どうりの 結果を得て、一部のデータは発表をはじめている。今年度の多変量解析の結果におおいに期待している情況である。また、研究の副産物として、一般向けの「老化は治せる」を集英社新書として出版し、好評を博しており、「炎症老化」という新しい概念が広まりつつある。
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今後の研究の推進方策 |
すでに得られた膨大なデータの多変量解析には、統計専門家の助言が必要となると思われる。また、結果の一部を国際的に発表していく予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
複数の老年病関係、炎症免疫関係の国際、国内学会での発表、参加に使用する予定である。
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