現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
実験経過:W1 H24年10月 W群 8例, C群 8例。コントロール群は平均年齢70.3±7.0歳、男性:女性2:6、高血圧5例であった。白質病変群は、Fazekas分類grade2-3、平均年齢70.4±7.1歳、男性:女性2:6、高血圧6例だった。8例づつプールしたものをSELDIへ, および8例づつプールしたものをProteoMinerからSELDIへかけた。プロテインチップの条件は、CM10, pH 4とした。結果: 直接SELDIへかけた群では特異的なピークは無く、またW群C群の差がみられなかった。ProteoMinerにかけたものはバラつきが多くピークが見られなかった。W2 H25年1月 W群 12例, C群 12例。コントロール群は平均年齢69.0±6.8歳、男性:女性2:10、高血圧9例であった。白質病変群は、Fazekas分類grade2-3、平均年齢69.3±6.4歳、男性:女性2:10、高血圧9例だった。12例プールしたものをProteoMinerからSELDIへかけた。プロテインチップの条件は、CM10, pH 4とした。:結果1(R1)。もう一群は12例プールしたものをSELDIへと2通りの実験を行った。 結果(R1)ではW群C群間で差が見られた。ProteoMinerにかけない群では特異的なピークは無く、またW群C群の差がみられなかった。W3 同じ実験によりProteoMinerの再現性をみる目的で行った。H25年3月 W群 12例, C群 12例(W2と同じサンプル 条件:CM10, pH 4) 12例プールしたものをProteoMinerからSELDIへかけた。:結果2(R2) R1とR2で再現性が見られた。(F3,6437, 6634, F1, 4186)W4 H25年7月 W群 10例, C群10例 (W3から男性を除く。 条件:CM10, pH 4)10例をプールせず、個別にProteoMinerからSELDIへ :結果3(R3) 結果:R2で認められたW群,C群に差のあるピーク(F3,6437, 6634, F1, 4186)は今回得られた差のあるピーク(p<0.05) (分子量3888.6Da, 37957.4Da, 40079.7da )とは一致しなかった。 。
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